アジア児童青少年舞台芸術フェスティバル【作品レポート④】
トラム・アーツ・トラスト『鳥の目に映るもの』】17日14:00~
インドから作品を届けてくれたのはトラム・アーツ・トラストのみなさん。「オブジェクトシアター」という、様々な物による“見立て”で世界を作っていくジャンルです。観客たちは伝書鳩「ミル」の目を通して、人々の幸せな暮らしを破壊する戦争の惨禍の一端を観ます。ブーツ、地球儀、ネズミ・カエル・兵士の人形やおもちゃのピストル…小さな舞台を所せましと沢山のオブジェクトが次々と現れては役割を終え、消えていきます。
言葉をつかわないノンバーバル作品ですが、物語のラストは日本語でメッセージがあらわれます。非常に心に残る強いメッセージを、皆さんはどのように受け取ったでしょうか。
*観覧者アンケートより*
「言葉はなくても、ストーリーや想いは伝わるものだと思いました」
「見ながら私の想像もいっぱいかきたてられた。戦争でハトがそんなに使われていたことすら知らなかった…。」
「言葉の迫力と目から入る情報が濃く、引きこまれました」
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