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プラザ シネマ シネマ黒澤明監督作品

2017年2月11日 @ 9:00 AM - 2017年2月12日 @ 5:00 PM

豊岡市民プラザ自主事業
平成28年度 優秀映画鑑賞推進事業
世界中の映画人を魅了する黒澤明監督珠玉の作品から4つ上映します。

2017年2月11日(

  • 午前10時30分~ 酔いどれ天使[1948]
  • 午後1時30分~  用心棒[1961]

2017年2月12日(

  • 午前10時30分~ 羅生門[1950]
  • 午後1時30分~ 天国と地獄[1963]

料金:1作品券 500円 / 2作品又はペア券 800円 

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【酔いどれ天使】

1.酔いどれ天使
◆酔いどれ天使 [1948年 東宝]

[スタッフ]
脚本 植草圭之助
脚本・監督 黒澤明
製作 本木荘二郎
撮影 伊藤武夫
照明 吉沢欣三
録音 小沼渡
音楽 早坂文雄
美術 松山崇

[出演者]
真田 志村喬
松永 三船敏郎
岡田 山本礼三郎
奈々江 木暮実千代
美代 中北千枝子
ぎん 千石規子
ブギを唄う女 笠置シズ子
ひさごの親爺 殿山泰司
セーラー服の少女 久我美子
婆や 飯田蝶子
親分 清水将夫
(白黒 スタンダード  98分)

[解説]
戦時中、『姿三四郎』(1943)で鮮烈なデビューを果たした黒澤明監督は、戦後も『わが青春に悔いなし』(1946)や『素晴らしき日曜日』(1947)の成功で、日本映画の若きエース的存在となった。「キネマ旬報」ベストワンに輝いた黒澤の7作目にあたるこの作品は、闇市のヤクザと飲んだくれの貧乏医者との、不思議な友情と葛藤を描いたもので、強烈な個性を持つ若者とその観察者の設定や荒々しい映像表現の顕著さという点で、以後の黒澤映画のスタイルを決定づけたものと言える。前年に、谷口千吉監督の『銀嶺の果て』(黒澤脚本)でデビューしたばかりの三船敏郎が黒澤に初めて起用され、野生味あふれるその個性をいかんなく発揮し、以後の黒澤作品に欠かせぬ存在となったことは周知の通り。また、映像と音との対位法的表現(雑踏の中の<カッコー・ワルツ>の使用やギター曲<人殺しの歌>など)を試みた黒澤にとって、この作品から参加した音楽家早坂文雄との出会いも幸運であった。


21047-1『用心棒』003

◇用心棒[1961年 東宝=黒沢プロダクション]

[スタッフ]
脚本・監督 黒澤明
脚本・製作 菊島隆三
製作 田中友幸
撮影 宮川一夫
照明 石井長四郎
録音 三上長七郎
下永尚
音楽 佐藤勝
美術 村木与四郎
[出演者]
桑畑三十郎 三船敏郎
新田の卯之助 仲代達矢
めい 司葉子
清兵衛の女房おりん 山田五十鈴
卯之助の次男亥之吉 加東大介
馬目の清兵衛 河津清三郎
造酒屋徳右衛門 志村喬
百姓の小倅 夏木陽介
居酒屋の権爺 東野英治郎
名主多左衛門 藤原釜足

[解説]
ダシール・ハメットのハードボイルド小説『血の収穫』を大胆に翻案、西部劇の手法を取り入れながら、三船敏郎演じる浪人の痛快無比な姿を描いた黒澤明による大ヒット時代劇。舞台は上州、かつて絹市で栄えた宿場町も、今や跡目を巡る清兵衛一家と丑寅一家との抗争で、無法地帯と化していた。見回りの役人も、賄賂片手に見て見ぬふりの始末。そんな宿場に流れ着いた凄腕の浪人、自称・桑畑三十郎は、居酒屋の親父に一部始終を聞かされ、両家の親分に自ら用心棒として売り込みながら、彼らを手玉に取っていく。喧騒のさなか、狂犬のような丑寅の弟・卯之助が町に戻ってきた…。撮影は、東宝撮影所横の農地に巨大なオープンセットを建て、『羅生門』(1950年)以来の黒澤組となった宮川一夫キャメラマンが、複数のキャメラと望遠レンズを駆使し、シネマスコープの画面を意識した見事なフレーミングで、比類のない娯楽活劇に仕立て上げた。黒澤は翌年、続篇となる『椿三十郎』を発表。海外でも評判を呼び、盗作騒ぎも起きた『荒野の用心棒』(1964年、セルジオ・レオーネ監督)は、主演クリント・イーストウッドをスターへと押し上げるとともに、イタリア製西部劇(マカロニ・ウェスタン)のはしりとなった。本作の成功により、黒澤は世界のKUROSAWAの位置を不動のもとにした。「キネマ旬報」ベストテン第2位。


1-19877-1『羅生門』001

◆羅生門 [1950年 大映(京都)](デジタル復元版)

[スタッフ]
原作 芥川龍之介
脚本・監督 黒澤明
脚本 橋本忍
製作 箕浦甚吾
撮影 宮川一夫
照明 岡本健一
録音 大谷巌
音楽 早坂文雄
美術 松山崇

[出演者]
多襄丸 三船敏郎
真砂 京マチ子
杣売 志村喬
金沢武弘 森雅之
旅法師 千秋実
下人 上田吉二郎
巫女 本間文子
放免 加東大介
(白黒 スタンダード 88分)

[解説]
黒澤は本作について次のように述懐している。「この作品の根本といえば、要するに、無声映画に帰ってみようと思ったことですね。……トーキーになって失われた映画の美しさをもう一度見つけようという気持ちだった。……映画ももう一度単純化しなければならないのじゃないか、というのがあの試みだった」。森の中でおきた殺人事件をめぐって、8人だけの登場人物で演じられる不条理劇。芥川龍之介の「藪の中」を、脚本家を志望していた橋本忍が脚色、黒澤の助言で同じ作家の「羅生門」が加えられた。絶対真理の不在と人間不信の主題は戦後間もない欧米で評価され、翌年のヴェネチア国際映画祭でグランプリ、そして米・アカデミー最優秀外国語映画賞を受賞した。1949年に湯川秀樹博士がノーベル賞を受賞し、敗戦後の日本に朗報をもたらしたが、黒澤のそれも日本映画の芸術水準の高さを海外に知らしめただけではなく、わが国の国際理解に大きく貢献した。


4.天国と地獄

◆天国と地獄 [1963年 東宝=黒澤プロ]

[スタッフ]
原作 エド・マクベイン
脚本 小国英雄
〃 菊島隆三
〃 久板栄二郎
脚本・監督 黒澤明
製作 田中友幸
〃 菊島隆三
撮影 中井朝一
〃 斎藤孝雄
照明 森弘充
録音 矢野口文雄
音楽 佐藤勝
美術 村木与四郎

[出演者]
権藤金吾 三船敏郎
戸倉警部 仲代達矢
権藤の妻 伶子 香川京子
権藤の秘書 河西 三橋達也
荒井刑事 木村功
田口部長刑事 石山健二郎
捜査本部長 志村喬
運転手 青木 佐田豊
犯人 山崎努
(白黒 シネマスコープ 143分)

[解説]
この作品は、アメリカの推理作家エド・マクベインの「キングの身代金」を映画化したものであるが、連れ去る子供を取り違えたとしても、その犯人の脅迫は成立するとのヒントを借りただけで、ほとんどのトリックは黒澤をはじめとする脚本家たちのアイディアである。この映画のクライマックスは二つある。一つは特急こだまのトイレの窓から身代金の3000万円を投げ出す場面。これは実際運行される車両を借り切って、数台のカメラで同時間に撮影された。もう一つは、極刑を課すために犯人を泳がせ、新たな殺人現場におびき出す場面である。『用心棒』(1961)や『椿三十郎』(1962)で、これまでの時代劇にはなかった迫力を演出した黒澤であったが、この作品でも、サスペンス映画に斬新な演出を試みている。<天国>に住む富豪と対照的に<地獄>に住む青年医師を演じた山崎努は、文学座の新人俳優であったが、この作品で一躍注目を浴びた。

詳細

開始:
2017年2月11日 @ 9:00 AM
終了:
2017年2月12日 @ 5:00 PM
イベントカテゴリー:
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イベント タグ:
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会場

豊岡市民プラザ
大手町4-5 アイティ7F
豊岡市, 兵庫県 6680031 Japan
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電話番号:
0796243000
Web サイト:
http://platz-npo.com/